技術情報

金型表

管加工について



管加工について

曲げ加工

  管の寸法、材質、加工度は施工上の点から熱管と冷管加工に大別されますが、当社では3タイプの曲げ加工機を保有しており、あらゆる用途のパイプに対応しております。

曲げ加工機の特徴について

  保有している機械は次の3種類に分けられます。
    a. ロール方式 (2基保有) ・・・アングル・ロールベンダー
    b. 圧縮曲げ方法 (1基保有) ・・・サイジング装置
    c. ロータリードロー方式 (5基保有) ・・・パイプベンダー
         
  3種類の機械に、いずれも一長一短のちがいはありますが、下記の有利な特長があります。
    a. ロール方式は、自由自在の曲げRで加工でき、コイル形状の連続曲げが出来る。
    b. ガス炉で加熱されたパイプを、特殊な金型とプレス機で1DR〜0.5DRの極小R曲げ加工が出来る。
    c. 精度の高い曲げが出来る。
三次元曲げ(一本の管で2ベンド以上の曲げ)が出来る。
特殊な金型を取り替える事により薄肉から厚肉の管まで、小さい曲げ半径で加工出来る。

曲げ加工に伴う変形について

  曲げ加工を行うと下記のように管外径は変形し、これの変化量を楕円化率、肉厚減少率で示します。
管加工について